アスペルガー(asd)との会話は難しい!子どもや子育ての悩みを解決

私は大人のアスペルガー症候群ですが、会話が通じなかったり言っている事が理解出来ない事が少なくありません。これは子供の頃から同じなのですが、そんな自閉症スペクトラムの子育てで難しいと感じている事を解決するなら、発達障害の考え方を理解するのが一番手っ取り早いはず。大切な我が子がASDと診断され悩んでいるなら是非参考にしてみて下さい。広汎性発達障害で障碍者手帳を取得したアスペ女性が定型発達との違いや考え方を赤裸々に綴っています。大人も子供もアスペルガーは考え方が似通っているのでヒントを見つけ出して下さいね。

アスペルガー症候群は大人になっても食べ物に好き嫌いがある

アスペルガー症候群の人は子供の頃から好き嫌いが多い事が少なくないのですが、大人になったアスペルガーはやっぱり食べ物にかなりの好き嫌いがあるんですよね(汗)

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アスペルガーは過敏な部分がある場合があり、これは味覚過敏とこだわりが原因になっている事があるのです。


味覚過敏とアスペルガー症候群

私は子供の頃から食べる事が大好きでかなり太っていました。好き嫌いなんて何もなくて食べる事だけが生きがい!!みたいな(汗)

 

しかし大人になりふと、実は食べられない物が沢山あると知ったのです。と言うか、殆ど食べられない物だらけ・・・

 

自閉症スペクトラムにとって新しい事はかなり受け入れ難いのですが、これが味にも影響しているのでしょう。

 

だから同じ物を食べ続ける事が出来るのですが、そこに自閉症スペクトラムのこだわりが加わるので余計に食べられない物が多くなってしまうのです。

 

以前もブログに書いたのですが、私の場合は卵に手が加えられる?とダメなのです。例えば

 

卵が甘くないという認識を持っているので、卵を使った甘い食品は食べられません

 

お寿司の卵やプリン、カスタードクリームやケーキなどが基本的には苦手です。

 

そこに泡立った卵白なんてもっての他なので、マカロンは論外(汗)

 

初めて自分でケーキを作った時、実はケーキに卵が入っていると知りそこから食べられなくなってしまいました。

 

知らなければ食べれたんですけどね~


初めての味は試そうともしない

初めて見た野菜や初めてみた魚なんて、まず自ら手を出そうとはしません

 

これはお菓子やスイーツなどでも同じなのですが、基本は

  • いつもの味
  • いつもの物

これが決まりです。

 

きっと人生損をしてるな~!と思わないでもないのですが、受け入れられないでいるのです。

 

外食しても白米がダメなので、基本的にお米系は一切食べません。もし食べるなら炊き込みご飯や混ぜご飯になってしまいます。

 

こんなこだわりと味に対する許容範囲の狭さがあるASDなので、いつも行くお店で日替わりランチを食べる事はまず有りえないんですよね。

 

毎回変わるってのが嫌なので、良く行くお店で食べる物のレパートリーは2つほど。これをローテーションで食べるのです。

 

多分ASDの人は新商品という言葉にあまり飛びつかないんじゃないかな?

 

デパ地下で

 

「新商品の○○ですがいかがですか?」

 

と試食を勧められても新商品という言葉に魅力を感じず、買うのはやはりいつもの物ばかりなので(汗)

 

アスペルガー症候群の子供は好き嫌いが激しいと言われますが、これは大人になっても変わりません。それほど受け入れられないって事なんですよね(泣)