アスペルガー症候群だと気付かずに大人になった成人女性アスペルガーの私。
ある時ふと
「自分には笑顔がない」
事に気付いたのです。
爆笑する事や笑う事は定型発達の人同様あるのですが、さりげなく微笑む事とか笑顔になるという事がほぼ皆無。常に能面のような顔をしているのです。
怖いですか?怖いですよね(汗)
アスペルガーの子供時代の写真を見てみると
そこで子供の時はどうだったんだろう?と写真を見てみると、殆ど笑顔がない!!
妹と映っている写真は妹だけが笑顔、家族と撮った写真も私だけが無表情、どの写真を見ても楽しいの?と思えるような難しい顔をしたものばかりなのです。
あまり笑わない子供を見たお母さんが
「もしかして自閉症スペクトラムじゃない?」
と心配されるのですが、確かにどの写真を見ても笑っていない事を考えると・・・
そしてそのまま大人になった私がいつも能面のような顔をしているのは当然の事なのでしょう。
アスペルガーは何故笑わないのか
いつも怒っている訳でもなく何も考えていない訳でもないのですが、表情がないのは発達障害の特徴の一つ。
楽しい事を考えると笑顔になる事もあるのですが、きっと普段からかなり物事を真面目に考えてしまうんですよね。
頭の中はいつもフル回転しているようで、何だか休まる時間がありません。
自分の中の出来ない部分を脳が補おうと必死に活動しているのかもしれませんが、いつもストレスがマックスなような気がします。
また笑うというのはどちらかと言えば相手に向けての行動だと思うのですが、どのタイミングで笑顔になるか?が分かっていない事も少なくありません。
だから変なところで笑って、周囲に変な目で見られてしまうのかも?
アスペルガーだから笑わない、これは相手から見たイメージですが当事者からすると
「笑いたくても笑うつぼが分からない」
が正解なような気がします(笑