大人の女性アスペルガー症候群や自閉症と言われる自閉症スペクトラムの人は自分を客観視できないと言われますが、自分なりには結構客観的にみているんですよね。
気付いてもらえませんが(汗)
問題は客観視できない事ではなく、客観視する部分がずれているというところでしょうか?
- 自分がやろうとしている事、これは客観的に見てどうなんだろう?
- 今のやりとりは客観的に見て正しいだろうか?
って事は考えているんですよ!
しかし既に出来上がっている自分という枠からはみ出ることが出来ない発達障害の人の客観視そのものが、実は客観的に見れていないのでしょう。
新しい事を取りいれる事が苦手な障害なのですが、他の人の意見を聞き入れる事も同じように苦手です。
だから頑固者とか変人とかって言われちゃうんですよね(笑)
この問題を客観的に見たらどうだろう?
いや、しかし自分が挑戦しようと思っているからきっと大丈夫に違いない。
と結局自分の考えをあまり否定する事がありません。
私は人に極力人に迷惑や不快感を与えないよう生きているのですが、何か問題が生じた時、当然ながら持論があります。
まぁ滅多に口論はしないのですがそれでも時々は・・・
相手「それを客観的に見たらおかしいでしょ?」
私 「何がおかしいの?」
こんな感じのやりとりから始まるのですが途中から
相手「普通はこう考えるんだよ」
私 「普通って?」
笑っちゃいますが話しにならないんですよね(笑)
私は障害がある事がネックになっていると考えていないので、あくまでも自分らしく人生を歩むつもりでいます。
自分が後悔しないよう、自分が納得出来る道を選択する。
そのため「客観的に見る」事はしますがそれが「普通」から外れていても気にならないのです。
きっとそんな考え方が顔に表れ言葉にも出てしまうので「感じが悪い」だの「ふてぶてしい」だの言われますが、で??って感じ。
しかし一つのポリシーのような物があり、相手と話し合う時はお互いが理解しあえるような話し合いをするよう心がけています。
決して自分の持論ばかりを押し付けるのではなく、相手の話も聞く。その上で私が納得出来ない事を説明してもらうのですが、あまり納得出来るような説明をされた事がないんですよね。
大人になったアスペルガー症候群や自閉症と言われる自閉症スペクトラムの人が客観視出来ないのではなく、客観的に見てる視点が異なる・・・
やはりこのズレが障害と言われる所以なのかもしれませんね。